アメリカンショートヘアのスタンダード

このページではアメリカンショートヘアのスタンダードに関することについて書いていきたいと思います。

CFAとTICAでのスタンダード

アメリカンショートヘアは猫国際公認団体「CFA」において代表的な猫種です。また同じく猫国際公認団体「TICA」においても登録数こそ20位以下でありますが、多くの猫が活躍しております。「CFA」と「TICA」においてそれぞれスタンダードが定義されております。良いアメショーであればどちらの団体のキャットショーに出陳しても良い成績を残せることだと思いますがそれぞれの団体のスタンダードに多少の違いがあります。

※スタンダードとはその猫種の特徴や特性などの理想像が文章にて表現されているものです。ブリーダーはその理想像を目指して繁殖しております。そしてその成果を評価する場がキャットショーということになります。

CFAスタンダード配点

HEAD:30点

(大きさ、目の形、耳の形と鼻の付き方と構成を含む)

BODY:30点

(形、大きさ、骨格、尾の長さを含む)

COAT:15点

COLOR:20点

(タビーパターン:10点、色:10点)

EYE COLOR:5点

CFAスタンダード概要

サイズ:中~大サイズ。雌は雄より小さめであるが全体のバランスが正しければ考慮される。

体型:体高より体長が長い。横から見た場合、体は次の3つの等しい部分に分けることが出来る。胸骨の先端から肘、肘から後ろ脚、後ろ脚から尻部の端まで。

頭部:大きめで幅よりわずかに縦が長めの長方形の印象を与える。正面縦に見た時に目の中心から耳の付け根と目の中心から顎先の長さは等しい。

耳:中くらいの大きさ。先に丸みがあり、過度に開き過ぎていない。耳と耳の間の距離は内側の角から見て目と目の間の距離の2倍である。

前額部:横から見てなだらかな連続した曲線が額から首へと続いている。正面から見た時に耳と耳の間に曲線は無く平らに見える。

目:大きく幅広で上瞼はアーモンド型で下瞼は円形である。少なくとも目と目の距離は目1個分は離れている。

鼻:中位の長さで幅と長さが等しい。横から見て鼻柱から額にかけてなだらかなくぼみのある曲線を形成している。

マズル:四角い(スクエア)。成熟したオスでは明確なジャウル(顎)がある。

顎:獲物を捕らえる為に足りうる力強さと長さを持つ。

顎先:しっかりと発達している。

首:中位の長さで、筋肉質で力強い。

胴体:しっかりとしており、良く発達した筋肉にて肩、胸、後部が形成されている。

脚:長さと骨格は中位で、重い筋肉質である。全ての足が前向きで平行である。

足先:丸みを帯びており、重いパッドを持つ。

尻尾:中位の長さで根元はしっかりとしていて、先細りで丸めで終わっている。

コート:短く密度の高いハードコートである。湿気、寒さや皮膚の損傷から守るのに十分な高密度を持つ。

TICAスタンダード配点

HEAD:40点

(Shape:5点、Ears:5点、Eyes:6点、Chin:5点、Muzzle:5点、Nose:5点、Profile:5点、Neck:5点)

BODY:35点

(Toroso:8点、Legs:4点、Feet:4点、Tail:4点、Boning:5点、Musculature:10点)

COAT/COLOR/PATTERN:15点

(Length:4点、Texture:5点、Color and Pattern:6点)

OTHER:10点

(Balance:5点、Condition:5点)

TICAスタンダード概要

頭部

形:幅広で中位の大きさ。丸みを帯びた頭蓋骨で未去勢の雄においては頬が良く発達している。

耳:中位の大きさ。根元は大きすぎず、両耳の間隔は広く先端に丸みがある。

目:色と形は平等に評価される。丸めでサイズは中から大である。目の間隔は広い。明瞭な目色が望ましい。

顎:豊かで力強い顎がマズルのスクエア(四角)さを形成している。

マズル:中位から短めの長さのマズルは角ばっている。

鼻:中位から短めである。

横顔:わずかなストップを持つ。

首:胴体のサイズにより中位から短めである。短く太すぎたり、細長過ぎたりしない。

胴体

胴:中位の長さであり、細見というより長方形だが、十分に丸みを持っている。特に雄は胸幅が広い。雌が雄に比べて小さいことは許容される。

脚:中位の長さで胴体のバランスが良い。

足先:中位で丸みがある。

尻尾: 中位の長さで、根元は太く、丸みのある尻部から丸みのある先端へ先細りになっている。先細りはわずかであり、丸過ぎず尖り過ぎずが良い。背中の長さとほぼ同じ長さである。

骨格:中位

筋肉:がっちりしており、しっかりした筋緊張で固く、柔らかかったりたるんでいたりしない。

コート

長さ:短く均一なコート

質感:固く、自然保護な外観。光沢があるが寝て生えている。

パターン&カラー

パターンのあるカラー(タビーなど)においては色とパターンは平等に評価される。色ごとに記述されたパターンのマーキングは明瞭なのが望ましい。

その他

バランス:本猫種は中型から大型と定義されていると同時にバランスと均衡が重要とされている。他の部位とのバランスが悪くないこと。雌においてサイズが小さめなのは考慮される。

コンディション:重さ、コートの状態や外観がコンディションの良さを表している。

CFAスタンダートとTICAスタンダードの違い

CFAにおいてもTICAにおいてもワーキングキャットとしての資質が大きく表れるHEADとBODYの重要度は高いですがTICAにおいてはそれがさらに顕著です。逆にCOAT、COLORやPATTERNにおいてはCFAでは大きく比重が置かれ、TICAではそれぞれが低い配点となっております。

また各パーツにおいてCFAの方がより細かく定義されている傾向があります。